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辛い自律神経の乱れを整える呼吸法・続けたい習慣

オステオパシー

「自律神経失調症」による症状は多くの方が悩んでいますが、具体的にどんな症状があるのかご存知でしょうか?

今回は自律神経の乱れによる症状はどういったものがあるのか、乱れた自律神経を整えてくれる呼吸方法・習慣をご紹介していきたいと思います。

自律神経とは?

自律神経とは簡単に言うと交感神経副交感神経の2つからなっており、24時間活動してコントロールするので「自律」と呼ばれている神経です。

交感神経と副交感神経にはそれぞれ役割があり、昼間の活動的な時間帯には交感神経が優位になり、それによって血圧が上昇し活発になります。

そして、夜に就寝する時は副交感神経が優位になり、血圧が低下する事でリラックスできるようになります。

この2つの神経がシーソーのようにバランスを取っているという訳です。

自律神経が乱れると不調になる

シーソーのバランスが乱れ始めると時差のように切り替えが難しく、様々な症状として身体に現れてくるので、自律神経を整える事は非常に重要であるという事です。

自律神経失調症の症状は個人差や年齢など様々ですが、主に以下のようなものがあります。

  • ストレス(イライラしやすい)
  • 睡眠障害(なかなか寝付けない・眠りが浅い・起きられない)
  • めまい(ふらふらする・のぼせやすい)
  • 疲労感(常にだるさがある・疲れやすい・無気力になる)
  • 食欲低下(お腹がへらない・食べたくない)
  • 関節痛(体の節々が痛い)

などがありますが他にも頭痛・肩こり・動悸など気づきにくいものも多いですが、自律神経の乱れによる症状は非常に多いです。

また、症状は1つだけではなく複数現れる事もあるので、できる限り早目に自律神経を整える必要があります。

自律神経を整える呼吸法

では、早速今日からできる自律神経を整える呼吸法にチャレンジしてみてください。

以下の工程を1日に2セット行うのがおすすめです。

  • 鼻からゆっくりと息を吸い込む(4秒)
  • 息を止める(7秒)
  • 上顎に舌を当てながらゆっくりと口から息を吐く(8秒)
  • 1から3を6回繰り返す

毎日やっておきたい自律神経を整える習慣

先ほどご説明したように自律神経は24時間体制で活動しています。

その為、自律神経に乱れが生じて症状が現れると症状も毎日続きとても辛いので、少しでも日常的に少しずつ良くしていくという習慣が大切です。

以下を参考に毎日できるように意識してみてください。

  • 適度に身体を動かす(散歩・ストレッチなど軽度なもの)
  • 太陽の日を浴びる(日光浴・ウォーキングなど)
  • ゆっくりと入浴する(36℃~40℃くらいが最適)
  • バランスの良い食生活(炭水化物・ビタミンB6・トリプトファン)
  • 質の良い睡眠(眠れない場合は30分程度の昼寝をする)
  • 起床時にコップ1杯の水を飲む
  • 身体を冷やさないようにする

全部というと難しいかと思いますので、まず毎日無理無なくできる事から挑戦していきましょう。

整った自律神経は心も身体も気分が良い

乱れた自律神経はすぐに治るという事はなく、まずはリズムの整った日常生活を送るという事が大事になってきます。

例えば、太陽を浴びながらのんびりと散歩してみたり、たまにはスマートフォンやパソコンから離れて、新しい趣味や気になっていた事にチャレンジしてみるなど、身体も心も解放するようにしてみてください。

今回ご紹介した呼吸法や習慣を参考にしていただけでば幸いです。

また、重い身体の痛みなど症状にお悩みの方はお気軽に当院にご相談ください。

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