多くの方が抱えている辛い「肩こり」
肩こりをあまり感じない方も少なくありませんが、近年ではリモートワークが一般的になり、若い方の肩こりも増えています。
肩こりは一時的なものから何年も痛みが続くものまで様々ありますが、今回はご自宅でできる肩こりケアの方法をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
肩こりが起こる原因
根本的な肩こりのメカニズムは肩の筋肉の血液循環機能が低下する事により、老廃物の蓄積や栄養不足が起こり固まっている状態が肩こりとして現れます。
慣れない作業や長時間のデスクワークなど、無理な労働や長時間同じ体制でいると肩こりは現れやすくなります。
血液の流れは体質や年齢によって異なるので、同じ作業をしていても肩こりを感じづらい方もいるという事です。
肩周辺の筋膜をケアする
筋膜は筋肉周辺を囲んだ膜の事で、全身を網のように包んでいます。
筋肉だけでなく神経や様々な器官とも繋がっているので、第二の骨格と呼ばれている部分です。
この筋膜が無理な姿勢や労働で疲労する事によって伸縮性が変化し、筋肉の血流が悪くなるという事になってきます。
どこかを引っ張ればどこかが縮まるという風に、筋膜は伸縮性があるので同じ形状でいる事が難しいという事を覚えておくと良いかもしれません。
筋膜のセルフケア方法
以下は首から肩全体にある僧帽筋の筋膜をケアする方法です。
可能であれば1日3セット(1セット/10回程度)行う事をおすすめします。
- 1.左腕は肘を曲げて腰に当てるようにする
- 2.頭を右側にゆっくりと傾けて首筋を伸ばしていく
- 3.右手で首筋を指全体で10秒程度押す
- 4.右手の位置をずらして10秒程度押すを肩全体で行う
- 5.左右逆にして1から4まで
セルフケアで気を付ける事
セルフケアを行う時は必ず呼吸はゆっくりとするように意識して、セルフケア中は呼吸を止めないようにしましょう。
毎日のケアが理想的ですが、万が一動きに痛みが伴う場合は行わないようにしてください。
その他、肩に関して治療中の方や関節などに他の症状をお持ちの方は、ケアに関して必ずかかりつけの医師に相談してください。
筋膜ケアは全ての肩こりに適している訳ではない
セルフケアの注意点としては、肩こりの原因になりやすい労働を毎日続けている場合や、深刻な肩こりをお持ちの方にとってはこのケアは最良ではありません。
また、肩こりのタイプによってケアの方法が異なりますので、それはまたいずれご紹介させてきただきます。
辛い肩こりにお悩みの方は、まずはオステオパシーの施術を受けながらケアに関するアドバイスを受けて頂く事をおすすめします。
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