ブロッコリーを食べると健康にいいと言われていますが、多くの野菜の中でもブロッコリーは特に栄養が豊富です。
しかし、ブロッコリーは絶対に必要といったメニューが無いので、食べる習慣の無い方も多いのではないでしょうか？
今回は栄養豊富と言われるブロッコリーの栄養やおすすめの食べ方についてご紹介していきます。
ブロッコリーはなぜ健康にいい？
漠然と健康にいいと言っても一体どんな風に健康にいいのか？他の野菜も健康にいい野菜は沢山ありますが、ブロッコリーには必要な栄養が沢山入っています。
少し健康が気になる方に最もおすすめしたい野菜といっても過言ではありません！
では早速、ブロッコリーにはどのような栄養が含まれているか詳しく見ていきましょう。
ブロッコリーの栄養について
ブロッコリーの茎は花蕾と呼ばれ、その茎にはレモンのおよそ2倍ほどの多くのビタミンCが含まれており、100g程度食べれば1日のビタミンCの必要摂取量を摂る事ができると言われています。
その他にもガン予防や血糖値を正常に維持してくれたり・風邪予防・しみ・そばかすなど多くの予防に役立ちます。
ブロッコリーの主な成分は、骨の健康を維持するビタミンK・抗酸化作用のあるスルフォラファン・細菌感染予防に良いβカロテン・血圧を抑えるカリウム・免疫力をつけるビタミンCです。
葉酸や鉄も含まれているので、継続的に摂取すべき野菜と言えます。
野菜不足や不規則な生活の方には特におすすめ
先ほどご説明したように、ブロッコリーには本当に必要な栄養がたくさん含まれています。
食事は色を多く摂ると良いと言いますが、そういった食事が難しい方や忙しく寝不足気味な生活を送っている方はブロッコリーを食べる習慣を付けると良いでしょう。
また、ブロッコリーは手に入りやすく経済的にも優しいので、まずは試してみてはいかがでしょうか？
冷凍ブロッコリーでも栄養は同じ？
ブロッコリーは冷凍でも販売されていますが、冷凍ブロッコリーの栄養は生と比べて同じなのか？という疑問についてご説明しましょう。
実は冷凍ブロッコリーは特別な鮮度を保つ為の加熱処理が行われており、急速冷凍によって栄養が損なわれない処理がされています。
生を購入して冷凍する方は多いと思いますが、加熱処理を行うとビタミンCなどの栄養が流れ出てしまったり、冷凍も急速ではない為に鮮度も落ちてしまう可能性があるんです。
なので、冷凍ブロッコリーも栄養が豊富ですし、生の場合はすぐに食べるようにましょう。
ブロッコリーを効果的に食べる方法
ブロッコリーの栄養を落とさずに効果的に食べる方法について解説していきます。
冷凍のブロッコリーを食べる時は、解凍をせずそのまま調理する事で少しでも栄養を失わずに食べる事が可能です。
生のブロッコリーの場合は、茹でる事をせずに電子レンジで加熱すれば栄養を失う事を防ぐ事ができます。
茹でた場合のブロッコリーの成分は(カリウム210mg/ビタミンC55mg)ですが、電子レンジで加熱すると(カリウム500mg/ビタミンC140mg)と倍以上違ってくるので気を付けましょう。
ブロッコリーを食べ過ぎるとどうなる？
ブロッコリー好きな人は冷凍一袋を一度に食べてしまうという方もいますが、食べ過ぎると健康によくないのか？という疑問について調べてみました。
ブロッコリーは基本的に繊維が多く含まれているので、消化不良を起こす可能性があります。
もし下痢などの症状が出てしまうと栄養の吸収を妨げてしまうので量に気を付けましょう。
また、ブロッコリーは硫黄を含んでいるので、食べ過ぎると体臭や口臭が気になったり、トリメチルアミンという物質がより臭いを強くする事が考えられます。
その他には”透析によってカリウムを抑えたい方”など持病によって栄養成分量には注意が必要となりますので、栄養成分をチェックして摂りすぎないようにご注意ください。
ブロッコリーの必要摂取量と効果的な調理方法
ブロッコリーを習慣的に食べるのに1日に必要な摂取量の目安は100g程度です。
一株で300～400gとなり、小さめの一房は約5g、中くらいの大きさの一房は約25gとなっています。
ブロッコリーのおすすめの調理方法は炒め物などの油調理でビタミンの吸収率を高める事ができ、脂質のある魚や肉と一緒に組み合わせるのがおすすめです。
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