身体が硬くて運動による身体・関節の痛みや労働などで無理な動きをして残った腰痛など辛いと感じた事はありませんか?
湿布や軟膏、睡眠改善などしてもなかなか軽減しない場合に思い浮かぶのがセルフストレッチですが、ストレッチは適切な方法で行わないとかえって痛めてしまう場合があります。
今回は当院おすすめの腰回りに効果的なセルフストレッチをご紹介していきますので、チャレンジしてみてください。
背骨は24個もある!痛みの原因について解説
背骨と言われる背中の骨は全部で24個あり、大きく分けて頚椎・胸椎・腰椎の3ブロックの名称に分けられます。
そしてその24個の小さな骨には沢山の筋肉や靭帯がついています。
また背骨と背骨の間からは神経が通っていて、その神経は内臓や筋肉など身体のあらゆるところへ繋がっています。
背骨が硬いとどうなる?体に与える影響
背骨の動きが悪くなってしまうと筋肉や靭帯の動きにも制限を受けます。
制限を受けた背骨の部分から出ている神経にも影響を受けてしまい、それによって神経が動かしている内臓や筋肉の動きにも影響を与えていくのです。
それだけでなく、内臓や筋肉の動きが悪くなると痛みや痺れといった制限も引き起こします。
そのため、背骨の動きがスムーズに動いているかどうかということは、身体の健康を考える上で非常に重要であるという訳です。
背骨の動きを改善するには?
では、背骨の動きをスムーズにしていくためにはどうしていけば良いのでしょうか?
基本的にはオステオパシーの治療を受けることにより、背骨で起きている制限を取り除いていくことができます。
とはいえ、症状に適した治療を受けることも大切なのですが、それとは別に自分自身で身体を調整していく事もとても大切です。
オステオパシーとセルフケアの相乗効果で効率良くケアしていく事をおすすめします。
背骨の動きをスムーズにする腰回しをご紹介
以下で腰回しのやり方を詳しくご紹介していきます。
この方法は24個ある背骨の1つ1つの関節を動かしていく事で、背骨に付いている筋肉や靭帯に動きを与えます。
最初は少しずつの動きしかありませんが、続けていくことにより段々と大きく関節が動いていくようになっていくので続けるようにしましょう。
背骨の動きがスムーズになってくると身体全体が整っていくので、根気よく習慣的に続けてみてください。
自宅でできる腰回しのやり方・手順
①まず背筋を伸ばした状態で肩幅ぐらいに足を開いて立ち、足先はハの字にします。
この時首も真っ直ぐの状態にしてください。
※首を傾けてしまうと頚椎まで動きが伝わらなくなってしまいます!
②そして両手は腰に手を当てます。 足先を内側に向けて漢字の八のような形を作ります。
③次にお尻に力を入れます。
※肛門を閉めるように力を入れます!
④そして再度背筋が真っ直ぐかどうか確認し、右方向へ腰を回していきます。
同じ方向へ回していきますが、まわす回数は150回です!回し方としては前を大きく回していくとより効果が高まります。
150回で同方向へ回していく理由は24個の背骨を関節を全て動かしていくためです。
途中でやめてしまうと背骨の途中までしか調整できていません!
※150回まわし始めたら終わるまで続けてください。
右側に回ることにより、同側(右側)の筋肉や靭帯を緩めていくことができます。
⑤右側が終わったら姿勢はそのままで今度は左側に150回まわしてください。
腰回しの注意点・気を付ける事
腰回しを行なっていると途中で回しにくくなったり、筋肉痛やツッパリ感を感じたりすることがあります。
そのような状態が起きた場合には、対応している背骨の部分が動いていないと言うことになりますが、続けていくことによりそうした症状はなくなっていきます。
万が一、強い痛みや不調を感じた場合は、無理に行うことをせずにお気軽にご相談ください。
腰回しをするタイミングは?
腰回しを行うタイミングとしては、朝と晩1日2セットを目安に行なってください。
時間に余裕があり、じっくりできる時はお昼に1回増やして1日3セット行なっても大丈夫です。
1番効果が高まるタイミングがあります。それは食後30分以内です。
食後は特に内臓やそれに伴い内臓の周りにある筋肉が活発になり、その状態で背骨の動きが良くなっていると身体の代謝が上がり消化がスムーズになっていくので、ダイエットの身体づくりにも最適です。
症状にお困りの方へ
病院や整骨院、マッサージなど、どこに行っても症状が改善せずにお悩みの方は当院にお任せください。
当院は、痛みの原因を見つけ治療し、症状が再発しないよう全力でサポートいたします!