美容などでよく耳にする「リンパの流れを促す」という言葉。
オステオパシーでもリンパを促す施術はあり、そのリンパを上手に流す事ができれば、顔のむくみ解消や内臓機能の改善が期待できます。
今回はそんなリンパについて、一体どんな症状に影響があるのか?ご説明していきたいと思います。
リンパはなぜ滞るのか?
リンパ管というのは基本的に非常にデリケートな部分であり、柔らかく止まりやすいというような特徴があります。
身体が緊張でこわばっていたり、姿勢が悪いままでいるとリンパやその周辺にある筋肉や神経などを覆う筋膜が張っている状態になり流れが滞ります。
リンパの流れが滞る原因は多い
姿勢などの肉体的な癖以外にも、リンパの流れを悪くする原因は非常に様々ですが、現代社会での労働や娯楽にもリンパの流れが悪くなる原因は潜んでいます。
- 不規則な生活
- 暴飲暴食
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
- 水分の不足
自律神経に関する影響は前回もご紹介しましたが、リンパにも影響が出てきます。
自律神経の乱れによる症状でお悩みの方は辛い自律神経の乱れを整える呼吸法・続けたい習慣をご覧ください。
リンパの滞りによる影響
リンパが滞っていると体の老廃物を蓄積しやすく、むくみや肌荒れ、冷え性・肩こり・疲労感などに影響が出てきます。
それだけでなく、リンパが滞る事によってセルライトが増加して肥満になりやすくなるとも考えられています。
リンパの流れを改善するには?
リンパの流れは適切なマッサージによって改善が期待できますが、実際はなかなか毎日続かないもの。
しかし、滞ったままでいると様々な病気にも繋がってしまう可能性があるので、簡単なマッサージでも毎日少しずつリンパの流れを改善させる事が大切です。
まずは以下から始めてみる事をおすすめします。
- 生活環境の改善
- 水分をこまめに取る
- 有酸素運動やストレッチなど身体を動かす
- リンパに効果的なポイントのマッサージ
水分をいつもより意識的に取ってみたり、少し早めに就寝するように心がけるなど無理なく始められる事から挑戦してみましょう。
水分は決して極端な温度は避けるようにして、白湯を飲む事をおすすめします。
ストレスを解放しよう
自律神経の乱れやリンパの滞りなどに大きな影響を与える1つの原因としてストレスがあります。
もちろん上記のような生活改善も大切ですが、なかなか難しい環境にある場合は、少しだけ自分の時間を作り好きな事をするというのもひとつ大切な習慣です。
仕事ややらなければならない事を一時的に考えないように、お昼寝をしてみたり没頭できる趣味をしてみたりと、心身をリラックスさせると良いでしょう。
難しい場合はオステオパシーにご相談を
オステオパシーの施術は上記のようなリンパの流れが気になる方や、原因となる症状が現れた場合に、適切な治療を提案させていただきます。
リンパの流れにはマッサージとはよく聞きますが、非常にデリケートな部分なので不慣れなマッサージではかえって悪化させてしまう事もあります。
リンパの滞りによる症状は目に見えるものでは無いので、まずは相談してみて1度施術を受けてみる事で実感しやすいかもしれません。
症状にお困りの方へ
病院や整骨院、マッサージなど、どこに行っても症状が改善せずにお悩みの方は当院にお任せください。
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